久しぶりに小説に関連する不思議な夢を見たのでご紹介します。
夢の内容
思ったことがすぐ外界に反映される即時の世界でした。
出口を探して案内人のあとをついていったものの、私が何かやってしまったのか、道が使えなくなりました。
代わりに人を避けながら砂袋みたいのをひたすら投げることになりました。
次第にそれは本や雑誌などになっていき、最後の一冊を投げるまで根気よく続けたところ、何かの新記録になりました。
場所は変わり、「私は医者だ。ナントカ」とだけ言って滞在するのだよと教わったのですが、注意力散漫で後半を聞き逃してしまいました。
どうやら、遊びでいいところを私のせいで面倒くさいことになっているようでした。
かばってくれる声を思い出し、なんとなく状況を把握します。
これからやる何かが私にとってつらいかもしれないということでした。
ふたつの間の道が選べず、どちらかを取るしかないのです。
良さを伸ばすか、それとも、多くの人に読まれるほうを選ぶか。
前者、と思いましたが、それを推しているのは20人のうちの2人くらいの少数派なのでした。
現実でのダウンロードは一瞬かもしれませんが、つらくても、良さを多少消すことになっても、「もうひとつのほうでお願いいたします」と頭を下げました。
「あんまり継承にこだわらないで」と最後に言われました。
うろ覚えですが、古本じゃなくて今の本に注目して的なことも言われた気がします。
夢は以上です。
あとがき
今回の夢は、どうやら作家に関するギフトを選ぶシーンだったようです。
玉手箱がふたつあり、どちらにするかみたいな話ですね。
長所を伸ばすか、欠点を補うかの究極の二択だったら、皆さんはどちらを選びますか?
夢の中で私が選んだのは、良さを多少消すことになっても、多くの人に読まれるほうでしたね。
この夢を見たことで執筆の技術が向上するというよりは、すでに受け取って使っていたスキルの存在を思い出したという感じです。
作家の魂の集合体みたいなものに触れて、少し感動しました。
霊的な作家の組合があって、必要な人に技術の小包を配って回っているのかもしれませんね。