ベジタリアン8年目の筆者が、ベジタリアンになるメリットとデメリットについて書いてみます。
目次
ベジタリアンになるデメリット
ベジタリアンになって大変だったことを4つ述べます。
肉食を見ると悲しくなる
ベジタリアンになりたての頃は、肉を食べる番組やお肉売り場を見ると悲しくなりました。
「どうして動物にも人間と同じ命の重みがあることに気づかないんだろう」と思ったものです。
今は慣れたので、悲しくはなりません。少しモヤッとするときはありますが、「今に全人類が菜食になるさ」と気持ちを切り替えてチャンネルを変えています。
外食の幅が限られる
ベジタリアンになる一番のデメリットはこれだと思います。
お肉料理ばかりの店には行けなくなります。
さらに、以下のような苦労があります。
- 新しい店に行く時は食べられるメニューがあるか下調べしないといけない
- メニュー名と写真で野菜料理かと思って注文しても、ベーコンが入ってたりする
ですが、そんな中で自分に合ったお店を見つけるのは喜びでもあります。
何か一品でも食べられるメニューがあれば通えますし、すべてのメニューがベジタリアン対応という神のようなお店も存在します。
また、メニュー表にベジタリアンのマークがついていて分かりやすいお店もあります。これはまだマイナーなので、広まってほしいですね。
旅行する時に宿を選ぶのが大変
ベジタリアン対応の宿はまだ少ないです。あっても値段が高い場合があり、予算と相談して、バイキング形式の宿にすることが多いです。
肉の焼けるにおいが苦手になる
単純に、動物を食べ物だと認識しなくなるので屍臭としか感じません。
ほかのお客さんがお肉を食べるのはまあ構わないのですが、換気扇が機能せずに臭いが充満するとつらいものがあります。
ベジタリアンになるメリット
ベジタリアンになってよかったことを4つ述べます。
買い物が早く済む
お肉売り場を見なくていいし、肉を使った冷凍食品や惣菜は選択肢から除外されるので、買い物にかかる時間が減ります。
選択肢が少ないのは寂しくもありますが、悩まなくていいので楽です。
体調がいい
ベジタリアンになってから風邪を引きにくくなりました。
一般的にも、ベジタリアンが病気にかかるリスクは全般的に低いと言われています。
コレステロールや飽和脂肪酸の摂取を抑えられるためのようです。
メンタルを穏やかに保てる
ベジタリアンになってから、気分の沈む日が圧倒的に減りました。
スピリチュアル的には、お肉には動物の悲しみのエネルギーが乗るので、食べるとその影響を受けると言われます。
メンタルがぶれやすい方はお肉を食べる頻度を減らすといいかもしれません。
食事に罪悪感がない
自分のせいで生き物を苦しめていない。屠殺に加担していない。そう思えるので、純粋に食事を楽しむことができます。
また、菜食は肉食と比べてエコです。
畜産業では二酸化炭素が出るので、肉を食べないことは環境にもいいとされています。
なので、ベジタリアンの食事はふたつの意味でギルトフリーです。
まとめ
ベジタリアンになるデメリットは以下の通りです。
- 肉食を見ると悲しくなる
- 外食の幅が限られる
- 旅行する時に宿を選ぶのが大変
- 肉の焼けるにおいが苦手になる
一方で、ベジタリアンになるメリットもあります。
- 買い物が早く済む
- 体調がいい
- メンタルを穏やかに保てる
- 食事に罪悪感がない