【統合失調症体験談7】医療保護入院になった時の様子

統合失調症

私が2019年に統合失調症になった時の体験談、第7回です。

入院当日の妄想

発病でさまざまな妄想を繰り広げ、奇行に走った私でしたが、ようやく病院にかかれる日がやってきました。

家族になんとか車に乗せられ、病院に着いてからは逃走しないように車椅子に乗せられて診察を受けました。

この日も妄想があり、起きてからの行動や音で世界の良し悪しが決まってしまうような感覚に囚われていました。

「このままでは世界がめちゃくちゃになってしまう」と思い、椅子の上にのぼったり、天井を指さしたりして丸く収めようとしていました。

そんな様子だったので、すぐに入院が決まりました。
種別は医療保護入院(自傷他害の恐れはないが、治療が必要な場合に保護者の同意を得て入院する)です。

医療の効果

私はまず閉鎖病棟に入れられました。
自傷を防ぐ柔らかい壁と、水の張っていないトイレ、そして内側からは開かない扉が特徴の、ある種独房のような所です。

自分が入院したということが最初は理解できず、「アシュター助けて」などと宇宙の仲間に呼びかけていました。

どのくらいそこにいたのか時間の感覚がないのですが、生理が来たので、妊娠したという妄想は終焉を迎えました。

格子越しにおにぎりを差し出されたこともありました。
けれども、おにぎりのお米一粒一粒に罪が宿っていて、それを取り込んでしまうという妄想から初めは拒否しました。

することがなく、私はトートとの充電コードを繋ぐように寝ていました。

やがて、どうやってか薬が効いてきて、とっ散らかっていた思考が落ち着いてきました。

天井の模様を見つめながら、自分を取り戻していったのを覚えています。
薬によって、元の自分の性格に統合を果たしたのです。

次回に続きます。

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