私が2019年に統合失調症になった時の体験談、第8回です。
一般病棟での様子
症状が落ち着いたので、閉鎖病棟から一般病棟に移りました。
同年代の女性の多い4人部屋でしたが、私はいつもカーテンを引いていて特段仲良くなることはありませんでした。
作業療法にも出ず、本を読んだりスマホをいじったりして過ごしていました。
紐類が持ち込めないため、スマホの充電は看護師さんにお願いする必要がありました。
靴も紐ではなくマジックテープのものでした。
約一ヶ月の入院生活の中で、私はずっと、なぜ自分が病気になったのか理由を求めていたものの、わからずじまいでした。
これは、のちに自分なりにチャネリングをして答えを得ることになります。
トートとのことは、声が聞こえなくなったことで自然消滅していきました。失恋したと言ってもいいかもしれません。
退院後の様子
退院後は希死念慮(死にたさ)に苦しむ日々でした。
初めは病院のデイケアに通い、ヨガや卓球などで気を紛らわせました。
しかし、精神的にデリケートになっていたので、社交性のある人を見てダメな自分と比較して泣いたこともありました。
そして次第にデイケアをやめ、父の会社に身を置くようになりました。
病後はひとりで過ごすのが心細くてできなかったので、親の後をついて歩くひよこのように父に頼り切っていました。
また、嵐のような妄想を経験したことで夜の暗闇が怖くなっていました。
父の会社では簡単な軽作業をしたり、数独を解いたり、ぼーっとしたりして過ごしていました。
読書は体力を使うので、以前のようには読めずゆっくりとしたペースでした。
とにかく死にたさが波のように襲ってくるので、それをやり過ごすのに必死でした。
会社にあるクレーンで首を吊ろうとしたときは、父が昼食に来ない私の様子を見に来て事なきを得ました。
ささいな口論でヤケになり、オーバードーズ(過剰服薬)して意識不明になり、入院したこともありました。
退院後の命の危機はその2回で、年を重ねるうちに死にたい気持ちはなくなっていきました。
退院後の居場所として作業所を見学したこともあったものの、通うには至らず、現在は家でひとりで過ごしています。
体験談はひとまずここで終わりです。
まだ統合失調症に関する記事を書く予定なので、お楽しみに。
