食生活を変える中で魚を食べなくなった理由について語ります。
赤い血の衝撃
私は今でこそ動物性食品を摂らないヴィーガンですが、一時期は魚を食べるペスカタリアンでした。
魚を食べていた理由は主に3つです。
- なんとなく、牛や豚、鶏といった動物を食べるよりも心理的抵抗が少ないから
- タンパク質を始めとする栄養を摂りたいから
- 外食の際に選択肢に困らないから
そんな私が、どうして魚をやめるに至ったのか。
ある日テレビで、釣ったばかりの魚を捌いて赤々とした血が流れているのを見たのです。
かわいそうだなと反射的に思いました。
魚も自分と同じ赤い血が通っている生き物なんだと感じました。
研究によると魚にも痛覚があるそうです。
命を奪うのは一瞬のことで苦痛はないのかもしれませんが、魚がどう感じるのかは魚にしかわかりません。
それからというもの、徐々に魚を食べなくなりました。
うなぎへの執着
魚を食べなくなってしばらく経ってからも、うなぎに対しては食欲が残っていました。
専門店で食べたうな重が美味しかったという思い出が燦然と輝いていたのです。
よほど食べに行こうかと思いましたが、やめました。
なぜかというと、水槽で生かされているであろううなぎが、私の注文を受けて殺されるという事実が重くのしかかったからです。
よく考えるとグロいな、と。
そういうわけで、現在はうなぎさえも食べなくなりました。
近頃は植物性の代替うなぎが開発されたそうです。手に入りやすくなっていったら、個人的に嬉しいですね。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。