眠っている間に見た夢を記録するのが「夢日記」です。
夢日記を書くと、どんないいことがあるのでしょうか?
この記事では夢日記のメリットを4つ紹介します。筆者は夢日記を6年続けていますので、自信を持ってお伝えします。
最後まで読めば「夢日記って楽しそうだな」「やってみたいな」と思えるかもしれません。
夢日記を読み返すと楽しい
夢日記をつけるのは、お気に入りのドラマを録画しておくのに似ています。
好きなシーン・好きな物語をいつでも見返すことができるのです。
えもいわれぬ美しい情景を書き留めておけば、非日常へ旅行できます。
亡くなった家族やペットの夢を書いておけば、あの世からの見守りを感じられます。
エッチな夢を読み返すのはエロ本を読むのに等しいです。ムフフと幸せな気分を呼び起こすことで生活に潤いが出ます。
さらには、明るく楽しい夢だけでなく、暗い夢にも魅力があります。
夢を見ているときは苦しいドラマの主人公でも、目が覚めれば他人事なので、怒りや悲しみといった闇の中にも美しさを感じます。
悲劇を鑑賞してカタルシスを得るような感覚です。「エモい」と言うのでしょうか?
しかもこれらは無料です。夢を見るのにお金はかかりません!
夢は創作のネタになる
私は趣味で小説を書くときがあるので、夢を記録しながら「このストーリー・キャラクター・シチュエーションっておいしいな!」と思うことが多々あります。
そのたびにホクホクした気持ちでネタ帳につけておきます。
夢をイマジネーションの元にするのは、毎日びっくり箱を開けるようで、枯れない井戸から水をくむようで、いいものです。
また、夢では現実で起こり得ない体験(殺す・殺されるなど)もするので、もしそういったシーンを書く場合にリアリティを出す助けになると思います。夢の中とはいえ激情や絶望を味わったのですから。
体験していないことをゼロから想像して書くよりは、夢を想起して、その世界につながって書くほうが容易いと思います。
夢日記は精神のバロメーターになる
夢日記には実利もあります。
夢を記録し観察すれば、自分の心の健康度を計ることができます。
私はストレスが増えると「追いかけられる夢」や「遅れそうで焦る夢」をよく見ます。
それらを記録しながら、「ああ、今自分はストレス過多なんだな」と認識します。
起きている間は無意識のうちに無理をしがちですから、こうして自分の状態・環境を見つめ直すのは大切です。
「少し休もうかな」とか「違うやり方を試そうかな」と対策をとれますからね。
夢は嘘をつきません。本音や精神状態が色濃く出るので、夢を警報として使えば自分に配慮できます。
毎朝夢日記をつけることは、体温を測るようなものです。
嫌な夢・怖い夢を見たら、「あー夢でよかった」で済ませるのではなく、精神の微熱と捉えて、こまめにケアをしてあげてください。
夢から役に立つアドバイスをもらえる
夢を記録するだけでも上記のように便利ですが、夢分析と組み合わせると、さらに生活が向上します。
実は荒唐無稽なストーリーの中にも教訓やアドバイスが隠されているのです。
夢に出てきたモチーフと現実の状況を併せて解釈すると、あなたの生活に即したパーソナルなメッセージを受け取れます。
また、夢の登場人物が役に立つ事柄を喋るときがあります。
例えば「練らないほうがいいですよ。そのまま手足を動かした方がいい」という台詞を私はメモして、時には見返して、記事をスムーズに書く助けにしました。
このように夢日記を書くと様々なメリットがあります。
まとめ
夢日記をつけるメリットは4つです。
- 読み返すと楽しい
- 創作のネタになる
- 精神のバロメーターになる
- 役に立つアドバイスをもらえる
夢は無料のドラマであり体温計であるといえます。
夢日記をつけて、どんどん活用していきましょう!