みた夢を思い出したいのに思い出せない状況ってモヤモヤしますよね。
この記事では夢の内容を思い出すための方法を5つご紹介します。
どれも簡単なので、ぜひ実践して夢の糸口をつかんでみてください。
夢を思い出すためのアファメーション
起きたら、「私は必要な夢を思い出します」と唱えてみましょう。声に出しても、心の中で言ってもいいです。
「思い出します」とはっきり意図することで、脳がそのように計らってくれます。
同時に、「必要な夢を思い出します」と条件をつけることで、「思い出さなくていい夢は思い出しません。覚えているものだけ記録します」という潔い姿勢でいられます。
筆者は夢日記をつける前や思い出せそうで思い出せない時に心の中で唱えています。ルーティンでありおまじないのようなもので、安心します。
夢に出てきた人物を検索する~人物法
どんな人が夢に出てきたかを考えて、夢の内容を思い出す手がかりにする方法です。
- 家族
- 親戚
- 友だち
- 同級生
- 同僚
- 恩師
など、知り合いの顔または名前などを思い浮かべ、その人が夢に出てきたか否かを素早く判断していきます。
すべての人と照合すると時間がかかるので、「自分の夢によく出てくる人」だけを重点的にあたりましょう。
本のページをぱーっとめくるように、ざっと検索する感じです。
「あ、そういえば○○さん出てきた!」と思い当たったら儲けものです。その人を手がかりに、何をしたか・どこにいたかなど、夢を思い出してみましょう。
「夢によく出てくる人物リスト」を作っておくと便利かもしれません。
夢に出てきた場所を探す~場所法
人物法と同じように、実際の土地や建物を思い浮かべ、夢に出てきた場所か判断する方法です。
場所をひとつずつ当たっていくと、「いや、ここは今日の夢には出なかったな」と簡単に白黒つきます。
このように何か条件を与えられて判断するのを「再認」といって、ゼロから思い出す「再生」よりも簡単だと心理学で言われています。
筆者の場合は次のような場所を探します。
- 自宅の各部屋
- 学校(歴代の)
- スーパーやショッピングモール
- 近所の道や神社
- よく通る道
あなたに合った「夢によく出てくる場所のリスト」を作っておくといいかもしれません。
とりあえず生活することで思い出す
人物法や場所法でも手がかりがつかめないときは、「よく覚えていない」とか「夢を見た気がするが思い出せない」と夢日記に書いて、起きて生活します。
すると、日常の中で何かが引き金になってフッと思い出すことが結構あります。
「あーそうだったわ」と納得するも、考え事や作業に気を取られてまた忘れてしまうときがあるので、思い出したらすぐメモしておきましょう。
メモできない状況にあるときは夢を表す単語を断続的に唱えるといいかもしれません。
無理に思い出そうとしない
逆説的ですが、夢を頑張って思い出そうとしないことも大切です。
「ああ……思い出せない」とばかり考えていると、行き詰まったストレスで脳が緊張してしまいますし、スピリチュアル的にも「思い出せない状況をオーダーしている」みたいな感じになります。
「思い出せたら嬉しいけど、思い出せなかったら思い出さなくていいことなんだろな」という考えでいると、楽です。
先述したように、生活する中で思い出す場合も結構あるので、しばらく考えても無理そうだったら流れに身を任せてみましょう。
ドアをいくら押しても開かないと思ったら、引くドアだったみたいな感じかもしれません。
まとめ
夢の思い出し方として、以下の5つをお伝えしました。
- 「私は必要な夢を思い出します」というアファメーション
- 夢に出てきた人物を検索する
- 夢に出てきた場所を探す
- とりあえず生活することで思い出す
- 無理に思い出そうとしない
これらの方法で思い出せる場合もあれば、思い出せないままのときもあります。
なので、ある意味「これで無理ならまあいっか!」という「諦めるための方法」といえるかもしれません。
個人的な感覚で言うと、夢は雲や霞のようなもので、つかんだ(思い出した)と思っても気を抜くと指の間からすり抜けてしまいます。
そういう捉えどころのないものを少しでも覚えているだけですごいことです!
去る者追わず、覚えている夢と現実を楽しんでみましょう。
大事な夢ならきっとまた見られます。