優しくて傷つきやすい人は、嫌な気分になったときの対処法をたくさん揃えておくと便利です。
こんなんなんぼあってもいいですからね!
というわけで、心の処し方を10個ご提案します。
目次
相手を許しますと言う
まず簡単なのは、「〇〇した人を許します」と宣言してしまうことです。
気持ち的には許せないなと感じていても言ってみましょう。機械的で大丈夫です。
相手を許すと宣言すると、気持ちが引っ張られて、遅かれ早かれ真に許すことができるようになります。
クッキーの型取りをするようなもので、なりたい形を決めてしまえば、あとはじっくり焼くだけです。
相手の境遇に思いを馳せる
「私に嫌なことをした人は、なんでそんな言動をしたのかな」と想像してみるのもいいです。
嫌いな人のことなんて考えるのも嫌かもしれませんが、たまには思いを馳せてみましょう。
例えば、自分のことで精一杯で、相手を思いやる余裕がないのかもしれない。
そう考えると、「そんなに頑張って、大変だったね」とか「早く状況が良くなるといいね」という、ちょっとした優しい気持ちが湧いてきます。
相手のことを全部好きになる必要はないので、入口だけ想像して、少しだけ思いやってみてください。
感謝へ変換する
以前「モヤッとする出来事は感謝するきっかけにする」という記事でご紹介したように、嫌な出来事を感謝のきっかけに変えてしまう方法もあります。
- 無視されたのなら、反応してくれるありがたさを
- 怒鳴られたのなら、穏やかに伝えてくれるありがたさを
自分に教えてくれるために今回のことが起きたんだなと考えてみましょう。
相手は「こういう言動は愛じゃないよね」と反証的に実践してみせてくれているのです。
自省に役立てる
「人の振り見て我が振り直せ」ということわざがあります。
その通りに、嫌なことがあったら「相手のような一面が自分にもないかな」と顧みてみるのもいいでしょう。
自分の汚点はあまり見つめたくないものですが、人に腹が立つ場合というのは、えてして自分も人に同じようなことをしてしまっている場合が多いものです。
何か思い至ることがあれば「気づかせてくれてありがとう」と感謝して手放しましょう。
愚痴を言う
特に気持ちを自分の内に溜め込みやすい人は、遠慮せず愚痴をこぼすのも手ですよ。
現実の知り合いに頼るのも勿論いいですが、今回ご紹介したいのは見えない世界の住人に愚痴を言う方法です。
- 亡くなった親族
- 好きなキャラクター
- 親しみを感じる天使
などなど。
彼らは愛の容量が大きいので、プールに墨汁を一滴こぼすように、汚染される(嫌な気持ちになる)ことも少ないし、枯渇する心配もありません。
気分の晴れないときは、「今日こういうことがあってね……」と相談してみてください。彼らは必ず応えてくれますよ。
相手をバイオレットフレームで燃やす
いろいろ教えてもらった中で笑ってしまったのが、この「相手をバイオレットフレームで燃やす」方法です。
バイオレットフレームとは、浄化の力を持つ紫色の光です。
その紫の炎が、相手を包んでメラメラと燃え盛っているのを想像しましょう。
相手が五右衛門風呂に入っていて、そこに火をくべるイメージをするのもいいですね。
スロットゲームをしているつもりになる
嫌なことがあったら、スロットを回している気分になってみてはいかがでしょうか。
「ああハズレた。でもリールが回ったぶん、次はいいことありそう」と考えましょう。
相手は下の兄弟だと見なしてみる
「交通事故は愚者同士が出会ったときに起こる」と言います。
危ない運転をする愚者がいても、安全運転を心がける智者がいれば、事故を回避できるわけです。
相手が愚者で、自分が智者。
この考えをもう一歩発展させて、相手がまだ幼い自分の弟や妹なんだと考えてみましょう。
手のかかる下の兄弟を見るように慈愛を発動する。そうすると許す心の余裕が生まれます。
太陽に向かって叫ぶ
胸に溜まったモヤモヤを丸ごと投げ捨てて、太陽に焼却してもらいましょう。
声に出して叫んでもいいですが、それができない場合のほうが多いと思います。
そういうときは、ドラえもんのコエカタマリンみたいに己の叫びが太陽に向かって飛んでいくイメージをするといいですよ。
「ふざけるなー!」でも「ほっとけー!」でも、出した声が固体になって飛んでいき、しまいには燃えて消えてしまう。
そう思うと、ちょっとだけスッキリしませんか。
また、紙に思いの丈を書いて捨てるのも王道ですので、お試しください。
金色の蜜に包まれるイメージをする
最後にヒーリングの手法をお伝えします。
愛のエネルギーで、傷ついた自分を満たして修復しましょう。
- 目を閉じて、自分の全身が金色の蜜のようなエネルギーに包まれるのを想像します。
- そのエネルギーが心の穴いっぱいに満ちたり、傷を優しく覆ったりするのを想像してください。
- 本来の自分に戻ったと感じるまで、心地よさに浸ってください。
まとめ
嫌なことがあった時の対処法を10個ご紹介しました。
- 相手を許しますと言う
- 相手の境遇に思いを馳せる
- 感謝へ変換する
- 自省に役立てる
- 愚痴を言う
- 相手をバイオレットフレームで燃やす
- スロットゲームをしているつもりになる
- 相手は下の兄弟だと見なしてみる
- 太陽に向かって叫ぶ
- 金色の蜜に包まれるイメージをする
いいなと思ったものを好きなだけ取り入れてみてください。
対処したら忘れるに限りますよ。
この記事がお役に立てば幸いです。