チャネリングと統合失調症の幻覚は、見えない世界のものを感知するという点では似ていますが、いくつかの違いがあります。
統合失調症であり、現在はチャネリングをたしなむ筆者が解説します。
チャネリングは能動的で幻覚は受動的
初めに、チャネリングは情報を能動的に取りに行くのに対し、統合失調症の幻覚は望まない刺激にさらされる受動的なものです。
「見ようとして見る」のと、「見えてしまう」の違いですね。
「聞こうとして聞く」のと、「聞こえてしまう」の違いとも言えます。
チャネリングはメッセージの受信をコントロールできますが、幻覚は「見たくない、聞きたくない」と思っても自分でコントロールできません。
これがひとつ目の大きな違いです。
私の発病時は、ピチャピチャと水の流れる音や車の走行音が喋り声のように意味を伴って聞こえてきました。
しかもそれが四六時中です。刺激が垂れ流しでコントロールできませんでした。
チャネリングを楽しむ現在は主に、ガイドたちに繋がると宣言し、質問したときにメッセージを受け取っています。
例外的に、日常生活の中でリラックスしているときに自然と言葉やイメージが浮かぶことはありますが、激流に押し流されるのとは違い、困らない程度です。
チャネリングは役に立つが幻覚は苦しめられる
ふたつ目の違いはそれぞれの内容についてです。
チャネリングで受け取る情報は、ポジティブで役に立つものが多いです。
一方、統合失調症の幻覚――特に幻聴は、自分の悪口や批判が聞こえるなど内容がネガティブです。
見えたり聞こえたりするものに対して、心が安らぐかどうかの違いがあります。
チャネリングには悩まされることがないのです。
私がチャネリングをしているガイドは、そのことをダーツの矢に例えてくれました。
つまり、ダーツの矢を投げて的に当てるように、チャネリングは見えない世界のエネルギーや自分のマインドを道具として正しく用いる行為です。
一方で幻覚や妄想はダーツの矢で手をケガするように、エネルギーやマインドに振り回されて傷つくものです。

統合失調症でもチャネリングはできる!
私のように、もし統合失調症でもチャネリングを楽しむことはできます。
しっかりとプロテクションをしたあとに、ガイドなどにゆったりと繋がる時間を持ち、気になることを訊いてみてください。
人によって症状が異なりますので、もし幻聴などが悪化するようであれば一旦チャネリングをやめて様子を見てください。
何か質問などがありましたら、お気軽にコメントしてください。
まとめ
チャネリングと統合失調症の幻覚の違いについてお伝えしました。
- チャネリングは能動的で、幻覚は受動的
- 自分でコントロールできるか否か
- チャネリングは役に立つが、幻覚は苦しめられる
- 内容がポジティブかネガティブか
- 対象に悩まされるか否か
といった違いがあります。
不可視の情報を受け取るのを一括りに病気と言ってしまうのではなく、チャネリングの有益さをご理解いただけると嬉しいです。