罪人になる夢を見ました。夢と言うにはあまりにも真に迫っていたので、宇宙に数いる誰かが実際に体験したことなのかもしれません。
私は良かれと思って、四つ葉を引っこ抜いてしまいました。
「すごくいいアイテムに引き換えられたのに」と責められて、そんなに怒らなくてもと思いました。
それだけなら可愛いほうなのですが、私は毒電波のようなものを作って、心配を撒き散らすということをしてしまいました。
それにより灰色の呪いが広がって、栞みたいな魔法アイテムによって対処できる人でなければ、チェーンメールのように他の人にたらい回しするしかない状況になってしまいました。
ほかにも、親戚や友人を否定して切り捨てたり、すごく口が悪かったりということが、断片的に伝わってきました。
そのような私のしてきたことが白日のもとにさらされ、禊の場へ連れて行かれるところでした。
もっとこうすれば、こんなことにはならなかったんだと強く後悔しました。
そして、紙に「力は借りもの」と必死でメモしました。
これさえ読めば、記憶がなくても同じ轍を踏まずにすむだろうと。
「さて、この経験から学べたかな? 自分を変えられたかな?」と問われた気がしました。
自分が嫌いだったけど、思いやりはあるかな……と、まどろみの中で思いました。
夢は以上です。
(迷惑をかけたんだ。驕りに気をつけないと)と身が引き締まる思いがしました。
霊能力は自分が成長させて獲得したもののような気がしていたのですが、借りものなのですね。
- 他の人のためにたまたま私が担当しているだけ
- 段階的に貸与されるもの
- 私の行動・努力は準備ができたという知らせ、要請にすぎない
ということなのかもしれません。
さらに言うと、霊能力だけでなく、スポーツやコミュニケーション能力など、すべての力がそうなのかもしれません。
「力は借りもの」と思えば、常に謙虚でいられそうですね。