夢だと気づいている夢を明晰夢といいますが、そうなったら大抵、現実ではできないことを試しますよね?
なのに私のとった行動が地味すぎて、ツッコまざるを得なかったよ……という漫画です。
漫画のテキスト版
久しぶりに明晰夢を見た。
私は自宅の庭にいた。何かしようと考えたものの、これといって思いつかず、とりあえず庭を歩くことにした。
土を踏みしめる感覚が伝わってくる。適当な所で折り返して、また歩く。
ふと、庭の端にある植物が目に入った。現実の庭と同じ位置に生えているのがリアルだ。
目を覚ました私は自分に突っ込まざるを得なかった。
「いや、他にすることあるでしょ! なんで基礎練してんの」
せっかくの明晰夢なのに地味すぎる。飛行も、魔法も、景勝地もなし。せめてキャラクターと歩けばいいのに。