統合失調症の陰性症状に対して、どんな考え方をすればいいか経験からまとめました。
筆者の陰性症状
統合失調症の発症から2ヶ月が経った頃、妄想や幻覚は治まったものの、私は次のような症状に悩まされました。
- (発症前に取り組んでたことに対して)意欲が出ない
- 茫漠とした不安
- 生きているのが怖くなってしまう
- ひとりでいるのが心細い
- 憂鬱になる時は死がよぎる
髪を切りにいくのもややおっくうで、入浴もおっくうな時がありました。
デイケアの看護師さんに相談すると、「しんどいよね」と共感してくれました。
以前の自分との落差に悲しくなるのもあるあるだそうです。
「そのうち『気づいたら風呂に入ってた』になるよ」と言われ、ホッとしたのを覚えています。
休息が必要な時期
統合失調症は、妄想や幻覚といった陽性症状が目立つ急性期のあとは、休息期(消耗期)が来ます。
さまざまな情報を見て、しっくりきた言葉が次の3つです。
- まずはゆっくり休むことが大切で、「時間が解決してくれる、じっくり待とう」という姿勢が大切です。
- 使い果たしたエネルギーをとにかく充電する。眠ることが治療。
- 嵐が過ぎ去るのを待つような態度で、できることだけは行うような態度で過ごすのが一番。
休息期の次の回復期に移るまでは、数ヶ月単位の休息が必要です。
つらさが長く感じますが、私は次のような言葉を自分に言い聞かせて過ごしていました。
つらい時の考え方
- 私はいま回復している最中だ
- 少しずつ健康になっていく
- 今度もリカバリーできる
- いまに思い出話になる
- 治る、治る、きっと治る
- 焦らず、急がず、無理をせず
- 今日一日を生きる
- 小さな幸せをかみしめる
- 感謝の気持ち
- 家族と幸せに暮らすんだ
これらのメモをたまに見ながら、気持ちが落ち込みすぎないよう保っていました。
意欲が出なくなってしまった小説とブログ執筆に関しては、「時間が解決してくれる。自然と意欲がわくようになる」と思うようにしていました。
実際その通りで、今は自然に取り組めるようになりました。
死にたさへの対処
最後に、死にたくなってしまう時は頓服して過ぎ去るのを待つことにしていました。
- 死にたさがずっと続くわけじゃない。
- こう思ってしまうのは病気のせいだ。
- エネルギーが溜まってくれば思わなくなる。
- 今日は死なない。その繰り返しでいいじゃないか。嵐が過ぎ去るまでは。
死なないという家族や先生との約束を思い返しながら、耐えしのいでいました。
今は、霧を抜けたように死にたさから解放されました。
不思議なもので、微塵も死にたいと思わないので、私にとっては期間限定の症状だったのだと思います。
この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
